No.042 2001.1.19
更新の文章が、少しずつ長くなっているのに気がつきました。
そういえば、書いている時間も比例して長くなっています。
ということは、読んでくれている人へも、より長い時間を拘束していることになります。
忙しい中、わざわざコチサのHPの為に、長時間足止めするのもご迷惑なことかもしれない・・・
コチサ
「というわけで、ご隠居、今回は短くまとめようと思っているのですが・・・」
ご隠居
「おや、またわたしの登場かい・・・昨年の11月以来じゃなぁ」
コチサ
「えぇ、是非、ご隠居の再登場をという声が多かったので・・・」
ご隠居
「あん時も、書くネタが無くて、無理やりわしを話に絡ませたんだよな」
コチサ
「そ、そうでしたか?」
ご隠居
「今回も、長い文章は読んでくださる皆様に・・・などと調子の良いことを言って、またネタが切れたんじゃな」
コチサ
「いえ、決してそんな訳じゃないんですが・・・」
ご隠居
「これ、タイトルは「コチサニュース」って言うんじゃろ」
コチサ
「そうですけど・・・」
ご隠居
「仕事の情報とか流して、より多くの皆さんに聞いてもらったり見てもらったり、が目的なんじゃな」
コチサ
「もちろんです!より多くの方々に、コチサの声を聞いていただき、ゆくゆくは世界の・・・」
ご隠居
「その先はもう百万回くらい聞いたからもういいわ。で、書くネタが無いって事は、もしかして仕事が無いってことかのぉ」
コチサ
「嫌、決してそんな・・・まぁ正確に言えば「仕事が無い」じゃなくて、発表する「仕事の情報が無い」って言う方が近いかも知れません」
ご隠居
「何が違うのかね」
コチサ
「ご隠居!なんか世に長けたご隠居らしくないお言葉。失礼ながらコチサが一席語らせて頂いてよろしいでしょうか」
ご隠居
「何なりと・・・」
コチサ
「セミをご存知ですか」
ご隠居
「木に止まって鳴くセミか?」
コチサ
「御意。その木に止まって鳴くのは、セミにとっては15日間の本場所のようなものです」
ご隠居
「ほっ、また相撲の例えが出たか」
コチサ
「セミにとっては、それまで7年もの間、土の中で暮すという長い下積みがあることはご存知の通りです。力士にしてもまたしかりですな、ご隠居」
ご隠居
「御意」
コチサ
「コチサニュースに書かれる情報は、このセミにとっては木に止まって鳴くようなもの、力士にとっては本場所のお知らせのようなものです」
ご隠居
「ほうーそれで?」
コチサ
「本場所のポスターが出来たり、前売り券が売られるのも、本場所の少し前からでしょ。その前は話題にならない。でも力士達はその間も稽古を重ねています」
ご隠居
「ほうほう」
コチサ
「ご隠居、取り合えず、一文が長くなるのを防ぐために変な合いの手を入れなくても結構です」
ご隠居
「おっ、こりゃ失敬。それでなんだっけかな?」
コチサ
「コチサにとって、仕事の情報が無いというのは、本場所がまだ先という事で、力士の稽古に相当する仕事は常にあるのです。セミは木の上で輝くだけでは無いのです。土の中の7年があるのです。コチサもそうです。舞台やステージで輝くだけじゃないのです。セミの土の中のような、輝くための日々の準備があるのです」
ご隠居
「相変わらず、口だけは達者なことで」
コチサ
「 世界のMCですから」
ご隠居
「でも確かに一理あるわな。お前さんのステージを見たことがあるけど、確かにステージ上ではお前さんは存在感があるわな。でもこうして目の前にいるとお前さんは小さい、そういうことかな?」
コチサ
「失礼だなぁ、それは単純に背の問題でしょ、それは置いておいていいんだよ」
ご隠居
「そうか・・・でもまぁ、「ニュースが無い」というネタでここまで引っ張ったから、わしはもう消えてもいいだろう?」
コチサ
「うん、またね」
というわけで、相変わらずの寒さが吹き付ける1月後半、やっぱり長くなってしまったけど、いつかビッグな「コチサニュース」が掲載されるまで、辛抱して「プチニュース」にお付き合い下さい。
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